2018年7月13日金曜日

ツーレポ 2018能登半島(9)

兼六園

兼六園は早朝だと無料で入れる、とマップルに書いてあったので、ホテルの人に聞いてみると、この時期は4時から開園されているとのことだった。
そういうことなら、と、アラームを4時にセットして、夜は8時にはベッドに入った。カーテンも少し開けておいた。
朝は、窓からの日差しで目が覚めた。さすがに8時に寝るとアラームより先に目が覚めるのか、と思って時計を見たら5時前だった。アラームが鳴っても目が覚めなかったらしい。カーテンを開けておいてよかった。
顔だけ洗って、すぐにホテルを出た。歩いてすぐのところに金沢城の黒門口がある。そこから金沢城公園を横切って兼六園に向かうつもりだ。昼間は暑いけど、この時間なら、歩いても汗もほとんどかかなくて済むくらいに涼しい。門をくぐると、広くてきれいな芝生の広場があって、その向こうに真っ白な壁と建物が見えた。兼六園に向かって歩く途中に金沢城公園の地図があった。天守閣だけでも見ておこうと思って地図を見てみたが、金沢城公園には天守閣はないみたいだった。
早朝の兼六園は、入れる入口が限られている。蓮池門口、というところから入った。入ってすぐのところに園内の地図があったので、じっと見た。兼六園の中の道には全く秩序がない。あっちこっちで道が分岐したりくっついたり、分岐するところも変な角度になっていて、覚えられる気がしない。とりあえず、池の周りを回るルートを考えてから、念のため、地図をスマホで写真に撮った。
園内を歩いてみると、道が分岐しているようなところには案内板があった。ただし、書いてある地名というか、対象というか、それがどこのことなのかわからない。それに、名前のついている場所が多いので、どの案内板にも見たことのある名前が書いてあって、結局どっちに向かって歩いているのかはよくわからなかった。
兼六園の中は、どこをどう切り取っても見事な日本庭園だった。園内の全ての木が、丹精された盆栽のようで、枝の一本一本までその形じゃないといけない、という意味があるように見えた。逆に言うと、整い過ぎていてあまりに隙がないので、緑豊かな庭園、という感じはあまりしない。違和感がある、という意味ではない。ここはそういうところだ、とわかる。そうやって丹精された木を一本ずつじっくりと愛でる、というのは何だか優雅な感じがする。毎日ふらりとやってきて、その日、気に入った木や池の正面に、赤いじゅうたん敷いて、加賀棒茶と起上りこぼし最中を食べるのだ。昔のお殿様がそうやって遊んでいるのが眼に浮かぶ。本当にそんなことしていたかは、知らない。
そんなことを考えつつ、写真に撮ったスマホの地図を時々見て、道が間違っていないかチェックしながら歩いた。どっちに行っても見事な日本庭園があるので、そのうち、どっちに向かって歩いているかなんて、どうでもいいような気がした。おそらく、道なんか気にせずに、景色のよさそうな方向にフラフラと歩いて迷子になるのが、兼六園の正しい楽しみ方なのだろう。で、気に入った景色を見つけたら、そこで休憩する。そういう旅にも興味がある。でも、今回は、これから能登半島をバイクで一周する、というタイプの旅なので、いつまでも兼六園にいるわけにもいかない。迷子にならないように気を付けて歩いて、少し物足りない気分で兼六園を後にした。

ちなみに、朝の5時だと誰もいないんじゃないかと思っていたのに、健康のために散歩をしている人を何人も見かけた。そりゃそうだよな、と思う。家の近所に兼六園があって、早朝なら無料だ、というのなら、毎朝頑張って歩くだろう。自分がここの近所に住んでいたら、きっと同じように歩く。早起きにもなるし、長い距離を歩いても飽きないし、兼六園の早朝無料は地域住民の健康促進に大いに役立っていると思う。

確か日本最古の噴水っていってたような。

大きな池がある

展望台もある

こういう木がたくさんある

倒れかけているのがいいのかな

池に鯉がいたかどうかは覚えてないけど、いるんだよな、きっと。

見事に苔の生えた灯篭

金沢城

天守閣はないみたい

兼六園の地図はこんな感じ

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