畑薙大吊橋（静岡県）

本来は、紅葉の時期に行く場所だと思いますが、混むと嫌なので、季節外れに行きました。
目的と手段が入れ替わっている、というやつです。

吊橋に向かう道の入口に事務所のような建物がありますが、入場に際し手続きが必要、ということはありません。
畑薙大吊橋までは、2.6km。

吊橋までは歩きですが、そこまでの道は、遊歩道、というわけではありません。工事車両がわりと頻繁に行き来します。
どうせ道は一本なので、吊橋まで乗せていってくれないかな、と思わなくもない。

途中に、何カ所も、ゲートからの距離を示す看板があります。
残りの距離を励みにしてみたり、全然進まないと凹んでみたり。

吊橋まで2.6kmと聞いていたのに、2.6kmまで来ても吊橋がないじゃないか、と思う前に、道から吊橋がちらほら見れるので、落ち込むことはないですが、でもやっぱりちょっと遠い。

吊橋に到着しました。吊橋の長さが長い。
畑薙大吊橋は、怖い吊橋としてもそれなりに名が通っているようです。

吊橋の定員って、後ろから来る人が無視したら、どうしようもないですよね。
渡るのは自己責任だけど、後ろの人のせいで落ちるのは嫌だ。

足場が薄い鉄板を針金で止めているだけなので、不安と言えば不安ですが、橋はそんなに揺れません。

橋を渡った先は、登山道につながっています。登山しないので、引き返します。
渡りきった先に熊がいたら、吊橋の方に逃げると、熊は追いかけてくるのかな。
熊から逃げるときは、背中を向けてはいけないらしいので、後ろ向きに吊橋を渡らないといけないけど、それはかなり難しい。